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NO.147 2006年6月22日
発行:日本共産党上田市議会議員
金 井 忠 一
E -mail chuichi@po2.ueda.ne.jp
http://www2.ueda.ne.jp/~chuichi/

新上田市の6月市議会開催され26人が質問を行う

一般会計予算は約600億円(旧上田市の1.5倍)


日本共産党を代表して代表質問を行う=6月12日、議場
新市発足後、初めての市議会定例会が6月5日に開催されました。
12日から14日まで代表質問は5人、一般質問は21人が行ないました。
合併後初めての議会質問なので多くの議員が登壇しました。(代表質問は3人以上会派が行う)

金井忠一議員は日本共産党の会派(4人)を代表して代表質問を行いました。(質問と答弁時間を含めて70分間)
質問の要旨は、
  • 県知事選挙に向けての市長の行動について。
  • 上田市議会議員選挙に絡む選挙違反事件と今後の対応について。
  • 医療福祉対策として、国の医療制度改革についての市長の所見、国民健康保険税の値上げと今後の状況、障害者自立支援法の利用状況と問題点、利用料の軽減対策について。
  • 社会福祉協議会については、介護保険事業からの撤退について、将来構想について、社会福祉に対する上田市の責任について。
  • 長野病院については、現在の長野病院に対する認識について、市民病院についての考えについて。
  • 農政については、国が行おうとしている農政改革についての評価について、耕作放棄地の解消、団塊の世代への農業支援について。
  • 耐震診断と公立学校の耐震化の促進について。
質問の詳細はこちら

介護保険料の減免と利用料の2%軽減を全市に拡大する

県知事選挙の行動は常識的に判断する

金井議員 県知事選挙に向けて11市長が情報交換したと報道されている。市長の対応と今後の行動についての考えは。

母袋市長 会議には市長の立場で参加した。県政のあり方は市政に大きく影響する。理念を共有できる県政であって欲しいと願う。今後も常識的に判断して行動していきたい。

新上田市の市議会議員選挙違反は金銭により有権者の行動投票を左右しようという意向があった

金井議員 選挙違反事件はまことに残念である。新議員の辞職にまで及び逮捕者と有罪判決も出ている。どこに問題があったと捉えているか、今後の再発防止対策についての考えは。

鉄矢選挙管理委員長 当選の見込みが不透明な中、候補者とその周辺に金銭による有権者の投票行動を左右しようとする意向があったことが違反の一因。政策を堂々と公開で論じる選挙気風の醸成を地道に進め、違反の再発防止に努める。

平成18年度の国民健康保険税の値上げは10.6%に

金井議員 国民健康保険税は昨年も値上げされた。平成18年の収納率は74.63%であり、滞納金額は約10億8千万円である。国保税が高くて払えない状況である。値上げをすれば一層滞納が増えるが、値上げと今後の状況の考えは。

大井健康福祉部長 国保会計の収支は悪化してきている。可能な財源を見込んだ上で、一般会計、国民健康保険基金からの繰り入れという二つの財源を充当することにより、保険税による負担を最小限に抑えた上で税率改定をした。

介護保険料の減免と利用料の軽減は新市に拡大

金井議員 新上田市になっての介護保険料の減免と、利用料の軽減対策についてはどうなるのか。

大井健康福祉部長 所得の少ない人の負担を軽減するため介護保険料の減免と利用料の軽減を新市に拡大して実施する。利用者負担10%のうち2%を軽減する。21種類に。


市政報告会で熱弁を振るう金井議員=5月20日、国分公民館
社会福祉協議会の介護保険事業からの撤退の考え尊重

金井議員 上田市社会福祉協議会はヘルパー発祥の地として、昭和31年「家庭養護婦派遣事業」が始まった。10月からホームヘルプサービスと入浴サービスから撤退するというが、「住民と共に歩んだ50年の歴史」を閉じるのはあまりにも拙速すぎる。市はどのように受け止めているのか。
大井健康福祉部長 地域福祉の拠点として、地域全体の福祉レベルの向上という視点に立って、事業からの撤退を決定したと聞いている。組織の決定なので市としては尊重したい。
長野病院の問題は広域レベルの論議をすすめていく

金井議員 長野病院は常勤麻酔科医がいない状況が長く続いている。救急車も受け入れてもらえない。住民にとっては不安だらけである。上田市が運営する等の安心できる市民病院についてはどのように考えるか。

母袋市長 上田市の単独だけで解決できる問題ではない。病院をはじめ、上小地域の首長あるいは関係機関と連携して最善の方策をとっていく必要がある。長野県がイニシアチブをとるべきである。県に積極的に働きかけをしていきたい。

上田市の耕作放棄地は608.7haで5.6%増える

金井議員 国がすすめている農政改革では、ごく一部の大規模農家だけに限定する農政になってしまう。価格安定対策をやめ、助成金を一部の大規模農家や法人、個人では4ha、集落営農では20ha以上に支給する仕組みに変え、7割以上の農家は対象外になる。市の認定農業者は166人、農業法人は2、経営面積4ha以上の農家は41人。全体で209人しか対象にならない。国の施策をすすめると、一層の耕作放棄地が生まれる。市の耕作放棄地の実態と今後の対策は。

大沢農政部長 平成17年度608.7ha、12年度と比べで32.6ha増えた(5.6%増)。学校給食の野菜の栽培、丸子地域の加工用ブドウ団地造成、ほ場整備農地で耕作されない26haの復田への支援を計画的に行っていく。

耐震診断の未実施の学校の調査を行う

金井議員 「公立学校施設の耐震化の促進について」の通知が出されている。今後の耐震化の推進計画は。

中村教育次長 今年度、丸子、真田、武石の調査結果を見ながら、耐震補強必要と判断されたところを優先的に行う。

[5月の生活相談の主なこと](17)

☆ 下水道の本管は近くまできているが自宅との高低差があり使えない。・・・下水道課に現地を見てもらう。ポンプアップが必要であるが、市で助成制度を検討してから再度話し合うことに。
☆ 夫が鹿教湯病院に入院しているが、遠いので在宅介護でヘルパーさんにお世話になりたい。・・・ケアマネジャーを紹介して対応する。
☆ 夫と別居しているが、勤めていた仕事ができなくなり無職に。子供が3人いるので働きたい。・・・高齢者総合福祉施設を紹介して勤務。
『今後の日程』

金井忠一「マレットゴルフ大会」のご案内

・日 時  7月16日(日) 午前9時
・場 所  国分マレットゴルフ場
・会 費  1,500円(懇親会費含む)
・申し込み期限  7月10日(月)まで
・申し込み 中村 重信(℡25-1931)
       久保田健二(℡22-5573)
後援会主催の年間行事であります、マレットゴルフ大会を計画いたしました。大勢の皆さんのご参加をお願い申し上げます。

         金井忠一後援会長 中川孝一(℡27-2270)
6月 22日 神川東地区下水道対策委員会役員会
23日 国分寺蓮の花を育てる会」市長懇談、国分自治会陳情
25日 上田市消防団ポンプ操法大会
宅幼老所「国分の家」お披露目会
上田小県民主商工会定期総会
26日 大屋自治会「市政懇談会」
27日 市議会「農政議員団」とJA信州うえだとの懇談会
28日 6月市議会最終日(委員長報告、質疑、討論、採決)
長野病院地域医療諮問委員会
29日 国分自治会代議員会
30日 神川地区振興会常任理事会
7月 4日 国道バイパス第二期工区役員会
6日 原水爆禁止「国民平和大行進」(上田駅~小諸市役所)
8日 蓮のフェスタin信濃国分寺
8日9日 室賀小学校同級会
12日 靖国神社遊就館見学(東京)
16日 金井忠一後援会「マレットゴルフ大会」
17日 東北信9市議会正副委員長研修会(千曲市)

知って得するコーナー(22)

犬や猫のバースコントロールに補助が出ます
 犬や猫を飼育している方で、不妊手術を希望する飼い主に対し、その費用の一部を補助します。
 6月・10月の動物愛護月間中に犬猫の避妊手術を受けた飼い主に、オス3千円、メス5千円の補助がでます。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは・・・生活環境課まで
ひ と こ と(忠)

田植えも終わり家族で「つけば」に

5月27日に田植えを行った。
今までは自分で植えていたが多忙になり、昨年から機械植えをしてもらっている。
米を送っている東京の二男夫婦も来たので、長女や長男夫婦、孫も引き連れて13人の大家族で
「つけば」(千曲川のハヤを小屋で「焼いたり」「てんぷら」にして食べる上田地方だけのもの)で魚を堪能した。
昔は何日もかけて行った田植えも一日で終わるようになった。
腰の痛い仕事はなくなったが、せめて田植えの終わった後は、子供の頃のように家族で祝いたいと思った。