真空管ラジオ
システム工房
更新日:2008/03/31
回路図(クリックで拡大)
作り直したラジオ
電池管ラジオ
・ひょんな事から乾電池で動く真空管ラジオを入手しました。
真空管を使った工作は40年ぶり・・
説明書通り組立てたつもりですが「蚊の鳴くような」音しか出
ません。試行錯誤で回路を変更して、イヤホーンラジオとして
は満足できるレベルには成ったのですが、スピーカーを鳴らす
までには至りません。
・真空管がGT管と言う「ずんぐり」した形状の為、ブレッドボ
−ド用には向きません、そこでシャーシやソケットなどを再利
用して別なラジオに作りなおしました。
電池を止めてAC電源を内蔵しています。
アンテナやバリコン、コンデンサーなど部品はトランジスタ用
を使っています。この為、電圧は出来るだけ低くし(20V)
た試験的なラジオになっています。
・再生式を止め、ダイオード検波のレフレックス式にしています、
このため歪の少ない聞きやすい音になりました。
安定化電源用ICを使いましたので、ハム音も気にならないレ
ベルのラジオが出来上がりました。
(最初の真空管で高周波増幅と検波後の低周波増幅の両方を
兼用する方法で、論理的には真空管3本と同等のラジオです)
・残念なのは、ヒーターが電池用の真空管のため、明るく点灯す
る事も有りませんし温かくもなりませんので、真空管独特の温
もりを感じることは出来ません。
ガラス管のトランジスタと言った所でしょうか?
・電池管ラジオは、ハムズオフイスの「HK-8」ですが、改造は独自
の責任です。